※記事後半:ミュの二人について

健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、

これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか。


鉢尾結婚式で牧師のバイトがしたい。


相変わらず絵とは関係ないんですけど。

ちょっとだけ忍みゅの二人の話していいですか。ネタバレありますお気をつけて。

(このサイトのブログはなんで追記の設定できないんだろう)

初演はそれぞれのスペックが高すぎて「ああ、学級だなあ、ウンウン」って思って見てたんですけど、再演は逆にすっごい鉢尾だなって思って見てしまって…特に大阪公演。

東京と大阪では多少の違いもあるし色々細かいところ見てるとキリがないんですけど、とりあえず一番好きなところ挙げるとしたら、鉢屋くんがキャプテンに変装して出てきた時、勘ちゃん途中から⑦ちゃんに刀の切っ先向けたままずっと目逸らさないじゃないですか。

もしあの場で変装がバレたら、ほぼ丸腰の鉢屋くんを真っ先に助けに行けるのって一番近い位置にいる勘ちゃんなわけでしょ…あの子その少し前に⑦ちゃんに殴られてるし実力差もわかってるだろうに、いざという時は誰よりも先に飛び込んで行くつもりなんだろうなと思うとなんかぐっときちゃって。

だってそこ初演では先輩たちに切られかかってる鉢屋くんの横でずっと寝っ転んでてやっと起きたと思ったら笑ってるし全然悪気なさそうだし(状況が全然違うしそれはそれで信頼関係あってこそだろうけども)


私未だに勘ちゃんの「人が人を理解するなんて~」の部分に答えを出せてなくて…もちろん普段から根っこで少しは思ってることなんだろうけど、あの場ではただの買い言葉で勢いで言っちゃった感じも少なからずある気がして。そういうとこほんと尾浜勘右衛門だなって思うんですけど。…再演でより一層、煽り属性強くなっててすごいね(笑)

で、それに関しても、他の場面でも、勘ちゃんがなにかしらアクション起こすと、鉢屋くんが勘ちゃんのこと絶対めっちゃ見るじゃないですか。めっちゃ見てるじゃないですか(念押し)

理解しようとしてくれてるんだよ鉢屋くんは。勘ちゃん、気づいてあげて。

ああやって目で追って知ろうとするうちに好きになってるパターンだ…。

(別の方向から勘ちゃんのことよくわかってるのはやっぱり兵助だと思うけど。そこは一緒に過ごしてきた時間の長さだと思うから、ろ組はわかんなくて当然っちゃ当然よ)

常時あんっな身の毛がよだつくらい雷蔵大好き大好き大好き感あふれまくってる鉢屋くんが勘ちゃんにもちゃんと歩み寄ろうとする時間の流れがあの二時間の中でしっかり見えるの本当ありがたい。

あの世界の何が好きかって、もはやどの軸よりも雄弁に語っている双忍のとんでもない関係性を笑顔で受容する尾浜勘右衛門が存在している。ところ。

そんな勘ちゃんだから、本当は誰よりも人のこと理解しようと努力してる上での葛藤なんだろうなと…思いたい。鉢屋くんに関しては理解できる領域じゃないと思ってそうな節があるのでそこは笑い所。


初演と再演それぞれに良さもありつつ粗もあっていろいろ思うこともあるけども、そんでまあ演出は初演のほうが好きなんですけど、五年生全員の関係性とかお互いの距離感に関しては、初演より再演の方が圧倒的に好きで…やっぱそれって脚本や演出どうこうより、舞台作品ならではというか、キャストの影響も強く感じるからかもしれない。(だから舞台は私の中ではあくまで半公式扱いって感じなんだけど)

初演の時点では正直ぎこちなさも本人たちの不安も確かに感じてたのに、六年生から主役を引き継いでただならぬプレッシャーの中、ほぼ初めましてだった彼らが半年間で、再演では本当に五年間過ごしてきたかのように見えるくらい「五年生」を完成させてきてくれたことに胸が熱くなる。いろんなものを抱えて研究して惜しみなく努力して最後まで走り切ってくれたことに対する感謝と称賛があのスタオベと拍手の大きさなんだと思うとこっちまで感極まってしまった。

……だから鉢尾とか言ってるの本当に背徳感がすごくて頭抱える日々なんですけど、でも描けなくなることのほうが怖か

ったから、よかった。私まだ描ける。

ちなみに初演を全然鉢尾として見てないってわけでもないから土に埋まりたいわけです。


以上。全部話し出すとキリないしやっぱここで言うことでもないわ。

でも実際この二人のどこが良いか話してって言われた時、急にすんごい恥ずかしくなって声に出して言えなかった。…鉢尾、恥ずかしい(語弊)

ていうかやっぱり今年の夏は違う話描きたくなってきたので、前回の記事は…無かったことにしてください。